内閣の権能と内閣総理大臣の権能

憲法上の内閣の権能	憲法上の内閣総理大臣の権能
法律の誠実な執行と国務の総理、７３条1号	国務大臣の任命及び罷免、６８条
外交関係の処理、７３条２号	両議院に出席し発言
条約の締結、事前又は事後に国会の承認を要する、７３条３号	内閣を代表して、行政各部の指揮監督、７２条
官吏の事務の掌理、７３条４号	内閣を代表して、議案を国会に提出、７２条
予算を作成し（国会への提出）、７３条５号	内閣を代表して、一般国務及び外交関係について国会に報告、７２条
政令の制定、７３条６号	法律及び政令への連署、７４条
大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除、復権の決定（認証は天皇）	国務大臣の訴追に同意、７５条
天皇の国事行為に関する助言と承認、３条
最高裁判所長官の指名（任命は天皇）
最高裁判所長官以外の裁判官の任命、８０条１項
参議院の緊急集会を開く
臨時会の召集決定（常会や特別会についても類推）５３条
衆議院の解散
予備費の支出（事後に国会の承諾要）
決算の国会提出（検査は会計検査院）、８６条
財政報告、９１条